オンラインカジノに対する反対派の意見
手軽に楽しめるとして「オンラインカジノ」がギャンブルの主流になりつつあります。
しかし、さまざまな社会的問題をはらんでいるとして、反対派の意見があるのも事実です。
オンラインカジノにおける社会的問題
インターネット環境さえ整っていれば、「オンラインカジノ」はお手軽に楽しめます。
アカウントの登録を済ませれば、自分だけのスタイルで「スリルと興奮」を楽しめるのです。
また、決済に関しては、クレジットカードなどを利用します。
つまり、直接的に「現金」を目にしませんから、資金残高をオーバーしがちとなります。
気が付くと「大きな借金」を抱えてしまう可能性が指摘されています。
これでは、継続的にオンラインカジノを楽しめません。
節度を保ったプレイが大切となるのです。
カジノ全般に対するイメージ
「カジノ法案」が国会で審議されています。
それだけ「カジノ」は身近になったのではないでしょうか?しかしながら、まだまだ「ギャンブル」に対する暗いイメージをお持ちの方が多いとされています。
また、スパム広告とオンラインカジノがリンクしているのではないかと思っているひとを多くお見かけします。
これは、一部の悪質なカジノサイトによる行為です。
業界全体で「悪いイメージ」を払拭してほしいものですし、業界を挙げて自浄作用を目指さなくてはなりません。
スパム広告とオンラインカジノ
みなさんは「スパム広告」をご存じでしょうか?
スパム広告とは、受信者が有効なブロックをしない限り一方的に送り付けられる広告を指しています。
ブログなどを開設している人は、何度か経験があるのではないでしょうか?
こうした「スパム広告」に多いのが「オンラインカジノの宣伝」です。
こうしたことで、「オンラインカジノ」がイメージダウンとなってしまうのは、非常に悲しいことです。
業界を挙げてイメージアップに取り組む必要があります。
ギャンブル依存症について
「ギャンブル依存症」の存在はオンラインカジノのイメージダウンにつながります。
個人差はありますが、節度を守れば「依存症」のリスクは低いものです。
しかし、カジノゲームから受ける「高揚感」が忘れられず、日常生活に支障をきたしてしまう事例があるのも事実です。
厚生労働省の調査では、日本人において「5.6パーセント」が「ギャンブル依存症」の可能性を有しているとされます。
諸外国ではせいぜい「1パーセント~2パーセント」ですから、日本人は断トツでリスクが高いことになるのです。
ただし、この数値にはカラクリがあるとされています。
それは、「パチンコ」の存在です。
日本では「ギャンブル」そのものが合法化されていません。
そうしたなかで「ギャンブル依存症」の発症率を押し上げているのは「パチンコ・パチスロ」の存在が大きいとされています。
オンラインカジノによって「ギャンブル依存症」の発症率を押し上げているわけではありませんが、社会的な問題であることには間違いないと考えてください。
ギャンブルによる高揚感と中毒性
ギャンブルに対しての「欲望」は日を追うごとに増大します。
一度考えてほしいのは、ギャンブルの目的です。
もちろん、お金儲けということになるのですが、適度な刺激になることも感じませんか?これにより「リフレッシュ効果」を期待できます。
適度な「リフレッシュ」はストレスの解消効果も期待できますから最高です。
しかし、過度な「興奮・高揚感」は脳に悪影響を及ぼします。
日常生活時に「ギャンブルの興奮」がよみがえってしまいます。
ひどい場合には、正常な日常生活を送れなくなるのです。
いわゆる「手につかない」状態です。
こうして「依存症」に陥っていきます。
「ギャンブル依存症」が恐ろしいのは、脳のなかに「依存してします分野」が形成されてしまう点です。
そのため強度な「依存症」に陥ってしまうと、自分で回復をめざすことが極めて困難となります。
こうなってしまった場合には、行動基準の第一位に「ギャンブル」がランクインしてしまいます。
「家族をかえりみず」「借金をしてでも」ギャンブルをプレイするのです。
なぜギャンブル依存症に陥るのか?
ここからは、少々専門的な話となります。
「ギャンブル依存症」の原因を考えてみましょう。
そもそも「依存症」と名称がつくものの原因は「快感」を忘れられないところにあります。
この「快感」は、脳内で神経伝達物質である「ドーパミン」が放出されることで発生するのです。
ギャンブルは「適度な刺激」を与えてくれます。
これにより、「ストレス解消」が期待されるのです。
「適度な刺激」は「高揚感」につながっており、そして「快感」へとすり替わります。
この気持ちが忘れられなくなることで「依存症」状態に陥るのです。
これらの「ながれ」を理解して、どこかで断ち切らなければなりません。
魅力的なオンラインカジノではあるのですが、現実の生活のほうが大切です。
しっかりと胸に刻んでください。